どうも。わかばです。ここでは初投稿です。
今回は、「シェゾ様ファンクラブ!」の62回目の小説の続きを書かせていただきます。
それでは、どうぞ。
その日の翌朝。わたしたちはクツロギの町の宿屋を出るところだった。
それなのに、シェゾおにいちゃんはお部屋のイスに座ってじっとしたまま。
そんなシェゾおにいちゃんを心配して除いてたら、ルルーおねえちゃんが、
「もう、あいつのことはほっといて行きましょう。もしかしたらあとで来るかもしれないわ。」
と言った。
そうだよね。シェゾおにいちゃんのことだからきっと大丈夫だよね。
そう、自分に言い聞かせて、わたしたちはクツロギの町をあとにした。
のんびりと3人で歩いていたそのとき、
「ヨグ!」
いきなりヨグが目の前に姿を現した。
「容赦無用よ!」
「そうだね!」
「へっへー!おもいっきり殴ってやろうじゃーん!うりゃーっ!」
全員で攻撃開始! だけど、
「わぁっ!」
「きゃぁっ!」
「うわぁっ!」
はじき飛ばされた。
シェゾおにいちゃんがいれば・・・。
わたしがそう思ったとき、後ろから力強い声が響きわたった。
「闇の剣よ、切り裂け!」
シェゾおにいちゃんがわたしの目の前にいた。
さずか、シェゾおにいちゃん。あっという間にヨグを倒しちゃった。
「シェゾおにいちゃん!」
わたしはシェゾおにいちゃんに駆け寄った。
シェゾおにいちゃんはわたしの頭をなでながら言った。
「きのうは、悪かった。」
「もういいよ。さぁ行こう!」
わたしたちは、次の町を目指して歩き出した。
つづく
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「戻ってきたー」って感じ、味わってます。
なななんと、本家(?)62回の続きです。
FCの終わり方が終わり方だったので、未完だらけですもんね…ごめんなさい。
修羅場を越えれば越えるほど、絆は強くなっていくもの。
これからもいろいろあるけど、きっと大丈夫ですよ。
それにしても、「ここぞ」ってところできっちりと決めてくれるシェゾ、
やっぱ頼りになりますね〜
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