非自省録2007年

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2007/8/10
 「ムービー価格の構成要件」という文章を霧島さんからいただき、早9ヶ月。申し訳ないと思いつつも、どうにも考えがまとまらない。
 何故かというと、僕は完全に受け手側であり、出来が問題なのであって、その価格には全く興味がないからだ。いくらかかっても出来が良ければ問題ないし、出来が悪いのを予算不足と説明されてもこちらの知ったことではない。


 だからと言ってはなんだけど、ぶちまけてしまうことにします。
 以前、「ゲームにムービーが必要か?」という疑問を提示した文を書きました。
 この文ですね。

 ……今見直すと三年前です。

 この状況に変化があまり無いんじゃないかという疑問を抱きつつも、今回は見送ります。本題ではないので。

 で、戻して。
 ここで「ムービー価格の構成要件」の話になるのですが、霧島さんずいぶんと優しいなぁ、と。MAD制作者が今でも作者になってるケースが多いから、昔のよしみで優しくなってるのかと考えてもしまいます。
 ……それは無いか。霧島さんだし(ぉ

 何で優しいのかというと、ムービーの本義を考えればわかることです。
 上記URLの文中に「正直、ムービーはなくてもゲームの面白さには影響しません」と書きました。ではいったい何なのか。
 デモムービーって、「デモ」です。ユーザーにゲームを買わせるようなものでなければいけません。
 それを考えたムービーが今までどれだけ出ましたか?
 目に見えて販促に効果を発揮したムービーがどれほどあったのか、非常に疑問です。ぶっちゃけ「普段エロゲーを買わない層」にアピールできたのって、最近では『きしめん』くらいのような気がするんです。他にあればお教えください。情報のチェックは怠っていないつもりですが、情報漏れがあったのかもしれませんから。

 こんな視点に立つと、「金額を決めるのはクライアントの評価と作者の良心であろう」と述べているのは、ある種の優しさすら感じます。だって、クライアントの要求に応えていないムービーなんて、クソの役にも立たないじゃないですか。
 ムービーに回す分の金でトイレットペーパーでも買った方がマシじゃないですか? 原油価格上昇でこれから値段も上がるでしょうから、今買いだめしておけば福利厚生費が抑えられますよ。

 なんというか、ムービーを制作する手間に対して払う、というのも正当な事でしょう。しかし、ムービーを作る意味という視点から、ムービーに対してどれだけの価格をつけるという発想を持ってもいいのではないかと考えます。
 わかりにくければ映画の予告編を考えればいいでしょう。映画の予告編って、飾りではなく釣り針でしょう。つり上げて、映画館に足を運ばせるための。
 そういう視点、いるんじゃないですか?



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